小雨ちらつく秋の日に

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その日は陽が落ちてから弱い雨がちらついて、夜には少し寒いくらいでした。
突然のようなワタクシゴトで恐縮ですが、このたび、相方と籍を入れました。

彼方此方の町を歩いては、失われゆく建物や風景を写真に撮り、年季の入った喫茶店でコーヒーをすすり、銭湯では建物を鑑賞。小さな大衆酒場では静かに飲んだくれ。
気がつけばひとりでもふたりでも、やっていることといえばまぁ、呆れるくらい同じようなことばかりでした。

町なかから姿を消してゆく旧い建物を、記録と記憶に留めようとカメラを持って十余年。まだ、思うようにはなかなか進めていません。
よく似た感傷を引きずり、私よりもはるかに永い年月を写真と向き合ってきた相方は、これからも続くであろう写真人生を共に生きる、心強い先達であると思っています。

またひとつ、歳もとってしまいました。
いくつになっても未熟者ながら、地道に前へと進んでゆく所存で居ります。
今後とも変わらぬ御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


*相方はこんなことをしているのです。

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by TokyoRomanTheater | 2009-10-30 12:12 | 御挨拶

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