2010年 09月 27日
旅の欠片@伊勢「丸与製パン所」
伊勢神宮の外宮から伊勢湯への道すがら、懐かし系パン屋を見つけた。
普段から懐かし系パン屋の前は素通りできない私であるが、地方に行くとときどき、思わずパケ買いしたくなるパンに出合うことがある。ビニール袋に多色刷りされているレトロな図柄は、そのパンらしさを限られたスペースと色使いで一生懸命に表現していて、実に微笑ましい。レトロとか懐古主義とかそんなものじゃなく、ただそれが普通だった時代から、同じことを淡々としているだけ。そんな無意識さが心を打つのである。
丸与製パン所はまさにそんなパン屋で、相方がいつ頃からやっているのかと問えば、さぁ…100年は経ってますがねぇ。。とのお答え。古からお伊勢詣りで外からの人々が行き交った伊勢では、当然のことながら東京とは時間の観念がまったく違う。
幾つもの種類のなかから、迷った挙げ句に選んだのは、メロンパン、ハチミツパン、黒舟ロール。
うーむ。。。どれもなかなか奮っている。
by TokyoRomanTheater | 2010-09-27 08:56 | 懐かし系パン屋